2022.11.16

22年度 青山学院大学講義:”IoT時代のものづくり。間尺に見合ったIoTシステム”




今年度の第一回目の授業が無事終了致しました。出席者数は80名程と昨年と比べて微減だったものの、皆、概ね真剣に授業を受けて頂けた様に思います。
授業のテーマは、”IoT時代のものづくり。間尺に見合ったIoTシステム”ですが、副題として、”将来のエンジニアに求められる素養と能力とは?(マクロ視点)”と”製造現場のDX化がもたらす新たな価値(ミクロ視点)”という、一見すると経済学に通じる感があります。
DXやIoTは手段であり、それを活かすのは人間です。将来のエンジニアは、仕様を満足するために機能や性能を考え、図面にして物を作るという当たり前の役割り以上に、世の中の動向や将来求められる商品など、先を見る素養も身に付けていく必要があると考えています。
大企業と中小企業では、悩みや課題はほぼ一緒ですが規模や深さが異なるため、それらを解決するためのDX、IoTや自働化という手段に対する投資額も異なります。
学生の就職先は、大企業志向というのが現実ですが、多くの学生に、日本を下支えしている多くの中小企業に興味を持って頂き、彼ら・彼女らが中小企業に生産技術の風を注ぎ込んで頂く事を密かに期待しています。
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