先日、包装機械組立・加工メーカーのお客様の健康診断がスタートしました。

健康診断の目的は大きく2つ。

・お客様の現状を定量的に把握し共有すること
・お客様が自身の健康診断を行う方法を会得すること

まずはプロセスの理解です。第一回はプロセスの洗い出しから始めました。

各部署から集まったプロジェクトメンバーの皆様方は、お互いにプロセス全体を共有するかのようにリストアップしてくれました。

「ん?わからん!」
「知らん!」

というような声も聞かれましたが、それはむしろ良いこと。

「実はよくわかっていなかったことが分かった」

と前向きに捉え、それを可視化していくことにより、プロセス全体をメンバー全員が共有することができました。

最後に宿題をお願いした際、

「今日の昼休みにやっちゃおう!」

ということが声高に上げられたことに、お客様のエネルギーとこのプロジェクトへの積極性を感じました。

メンバーの意識が低ければ成果は出ませんし、仮に成果が出てもごく一時的なものになってしまいます。

今後も、お客様の生命力に応えられるよう全力を尽くします!

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2019年2月4日に開催された首記のセミナーに、講師として参加させていただきました。

さがみはらロボット導入支援センターのコーディネーターで中小企業診断士の川下敬之先生のセミナーとの2本立てで、川下先生からは、主にIoT導入の現場が抱えるハードルや技術的な内容について事例を交えてお話しがありました。

今回のセミナーでDocFAIがお話しした主な点は、以下の5点です。

・なぜIoTは目的達成のための手段の一つにしかすぎないか
・数々のIoTソリューションは主に大企業(一部中企業)向けである現実
・課題の本質を達成するための、IoT導入前にやるべきことが何か
・業務をプロセスで理解することが如何に重要であるか
・「今」を定量的に知るための指標

世界の中での今現在の日本の立ち位置を踏まえ、中小企業が抱えている現実的な課題やそのアプローチ方法ついてお話しさせていただき、ワークショップを通じて業務をプロセスで理解することの重要性や、簡単な問診票を用いて客観的な指標に基づいて現状の業務が抱える問題を指標に基づいて定量化することを体験いただきました。

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「働き方改革」、「生産性向上」、「第四次産業革命」等々さまざまな言葉が叫ばれてはいますが、製造業に限らず、農業や漁業、水産業、林業等、日本の産業を支える中小産業の現場の実態はまだまだ進化していかなければなりません。DocFAIも、“日本の産業を支える中小産業が輝く社会を、【知恵の創発】と【文化の醸成】で支える「産業現場の総合診療医」“となるべく、継続的な努力を続けてまいります。

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