高知県漁協の佐賀統括支所を11月13日に訪問いたしました。

佐賀統括支所は、高知県漁協に5つある統括支所の一つ。

佐賀エリアは、天然塩づくりやホエールウォッチングができる等、とても魅力的な場所です。また、カツオ一本釣りで有名な明神丸の拠点でもあります。それと何といっても魚がとても美味しく、特に、カツオは絶品です。

産地買受人が比較的多い佐賀漁港は地区水産物の流通拠点となっており、陸送されてきた漁獲物や佐賀漁港に直接水揚げされる漁獲物で、市場の中はごった返します。

 漁港も製造業の現場(工場)と同じ。 導線の見直しから過重労働の軽減まで、作業を見ていると、生産性向上のポイントが色々見えてきます。

一方、漁港から海のほうに目を転じると、最近の温暖化の影響もあってか、「漁場一つ探すにしても今までの経験則が通じない」という漁師さんの言葉がありました。

こうしたことから、漁港だけで生産性を議論するのではなく、不確定要素の強い漁場形成とそれに対抗し得る低コスト化や省力化を検討する必要がありそうです。

例えば、水揚げの際に多数の漁船が市場に殺到して水揚げが混乱している現況には、空港の管制塔のような機能を漁港に持たせるようなことも一考に値するのではないでしょうか。

一次産業も生産性の向上は避けて通れません。

高知県の一次産業の再興に向けて、DocFAIも微力ながら貢献して参りたいと思います。

2018年12月9日、弊社ウェブサイトをリニューアルいたしました。

いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
このたび、ホームページをより使いやすく快適にご利用いただけるように、ホームページのリニューアルを行いましたのでお知らせします。
見やすいデザインに変した他、ナビゲーションもより便利にお使いいただけるようにいたしました。

今後とも、より利便性の高いホームページを目指し、お客様とともに発展していきたい所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

浮きドックの修繕

 

株式会社カゴオ様の籠尾ドックを11月15日に訪問致しました。

籠尾ドック様は、船舶の修理・メンテナンスを行っており、馴染みのある船で言えば、カツオ一本釣り漁船で有名な「明神丸」や画像にある浮きドック等も手掛けています。陸に上がっている船はより一層大きく、圧巻でした。

修理・メンテナンス業務は、扱っている部品が大きく、数名で行う場面が多くあります。したがって、如何に短時間で効率よく作業できるかが、収益に大きく影響致します。また、他の製造業と同様、間接業務(書類作成)の効率化も課題の1つです。

IoTは目的ではなく手段ですが、IoTの効能の1つは、間接業務の効率化が図れることにあります。

勿論、壮大なIoT像を描くこともできますが、カイゼン文化を形成して会社の基礎体力を付けつつ、間尺に合ったところから構築して効果を積み重ねていくことが重要です。その先に壮大なIoT像が見えてきます。

未病状態から治療を通じて、籠尾ドック様が健康になるべく、「産業界の総合診療医」として尽力させて頂く所存です。

母校である青山学院大学理工学部において、11月20(火)、27日(火)の合計2回、非常勤講師として教鞭を取りました。これまでも、他大学等での講義の経験はありましたが、母校での授業は感慨深いものでした。

卒業してから四半世紀。今の学生は「ゆとり世代」と半ば揶揄する面々もおりますが、皆、とても真摯に授業を受けており、私の在学当時と比較してもとても真面目で優秀な印象を受けました。

現在の学生が社会の中枢を担う頃には、激変していると思います。グローバル化が更に加速していくことでしょう。その中で活躍していくためには、何事も「サイエンス」することが求められてきます。2050年には、日本の人口は1億を切ると言われており、今以上に労働生産性を高めて行かなければなりません。しかしながら、今の学生の力であれば、きっと乗り越えて頂けることでしょう。
そのことを祈念し、これからも母校へ講師として貢献するとともに、広く、若い人材の力になれればと思います。

授業を受けて頂いた学生の皆様へ

合計2回ではありましたが、私の授業を選択し、受講頂きありがとうございました。

講義の中でのご不明点、ご質問等、および、DocFAIに興味を頂いた方がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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